「こんばんは〜
ソメイヨシノもそろそろ散り始めましたが
巷では様々な花が咲いて賑やかになっていますね」

「たんぽぽもそんな花の一つです。
日本には約20種類のたんぽぽが自生しています。
在来種のタンポポにはカントウタンポポ・カンサイタンポポ・トウカイタンポポ、
エゾタンポポ・シロバナタンポポなどがあります。」

「古来から自生している在来種のタンポポは花の基部を包んでいる総苞片が反り返っている
セイヨウタンポポは総苞片が反り返らないと言うことで見分けられると言われてましたが
双方の交雑種が多く見られるようになっています。」

「セイヨウタンポポは他の個体と受粉しなくても種子が作れることや
在来種のタンポポに比べて生育地も多く繁殖力が強いのですが
種子も小さく、芽生えのサイズも小さく他の植物との競争に不利と言う弱点があります。」

「セイヨウタンポポが日本古来のタンポポを駆逐したと言う印象を持たれたりしますが
在来種は種子をつける数は少なくても種が大きいです。」

「風に乗って飛ばされた種子は地上に落下しても秋まで発芽しません。」

「在来種には春にしか花を咲かせないという特徴があるのですが
これは夏草が生い茂る前に種子を飛ばしてしまい、
夏場は自らの葉も枯らして休眠状態になり、
秋に再び葉を広げて越冬すると言う日本の自然環境に合わせているからなのです。」

「在来種も自分の戦略でしっかりと生き残っていく術を持ち
生存競争を戦っているのですね。
たんぽぽについてはまだお伝えしたいことがあるので
また第二弾をお届けしたいと思います。
お楽しみに〜!」
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まさに自然の神秘ですね(^^♪
生き残っていく術を磨きたいと思います(笑)
在来種のたんぽぽ、か弱くて淘汰されてるようなイメージでしたが
意外と頑張っているのですね。
らいむちゃん、第二弾たのしみにしてるね~!
らいむ先生・・・今日もまたまた勉強になりましたm(_ _)m
そうなんですね!在来種はかなり減ってきてるのかと思ってました。
西洋たんぽぽに押されて、在来種は絶滅寸前なのかと思っていましたが、結構頑張っているのですね^^
以前、沖縄でたかぽぽの根から作られたタンポポコーヒーを飲んだことがあります。美味しかったですよ。
らいむちゃん、ステキな話題を教えてくれてありがとうございます(*^^*)
「日本には約20種類のたんぽぽ・・・」の文字あり、結構種類多い感じです。また「双方の交雑種」あり、ちょい複雑になってますね。たんぽぽ、意外に奥が深そうです?ところで、アナウンスのらいむちゃんの眼視顔、キュートですね!?(=^・ェ・^=)
らいむセンセイ、ありがとう♪ べんきょーになりました(^.^)
今まで、黄色いのと白いのしか区別がつきやせんでやした。
今度、違いをよく観察してみようと思いやす!
近所に咲いているタンポポは、外来種なのか?
日本古来のものなのか…わからないけど、
関東と関西とがあるのね~それは面白い♪
らいむキャスターありがとう!
在来種は夏場は自らの葉も枯らして休眠状態。さすが自国に生きる植物の生き様だね。